建初律寺に思いをはせて。(天平の甍を読んで)

「建初律寺」通称「唐招提寺」とも言います。
平城京右京五条二坊にあります。
井上靖の「天平の甍」を30年ぶりに読みました。
当時の人々のバイタリティーに感動します。
今日の様な通信手段の無い時代に、国をあげて新しい文化を取入れる姿勢があって、今日の私達があると思います。
早速、来週の土曜日か日曜日に勉強に行って来ます。
薬師寺」は学生の時に行ったきりです。
その頃は東塔と金堂そして南大門があるだけで、伽藍の形式は想像もつかない廃寺的な状態でした。伽藍の西側の近鉄線付近で発掘調査のお手伝いをしました。高田好胤管長の講和も聞かせて頂きました。今でも「般若心経」は何とか言えます。その頃です、管長が「ヤングタウン」に出演されていました。
(昭和44年の頃です)
唐招提寺」「薬師寺」の訪問が楽しみです。