「イタチ」の事。

今日から「イタチ」の捕獲作業を始めました。

「イタチ」は保護動物に指定されていますので、勝手に捕獲して処分する事が出来ないとの事です。
(天井裏で走り回られては、本当に不安で夜も眠れない状態です)

捕獲の為には、まず市役所へ捕獲手続きが必要です。
そして、捕獲用の網籠を貸してもらえます。
この手続きを専門業者へ依頼しますと、高くつきますので、今回はお施主様に手続きをしてもらい、捕獲用の籠も借りてもらいました。(無料です)

私達の仕事は、「イタチ」の侵入口を塞ぎ、「イタチ」が巣を造っているあたりの天井を解体して、天井に点検口を設けて、捕獲用の籠に(厚揚げとかウインナー)の餌を付けて、天井裏に捕獲用の籠をセットします。
そして、1週間ごとに点検をします。
2〜3週間の様子を見まして、「イタチ」のいない事を確認してから、天井裏の清掃と
消毒を行います。そして、グラスウールを敷きこみます。
これで、完了となります。

本日の作業で「つがいのイタチ」の死骸が出てきました。
臭いとハエが大変でした。
お施主様もそばで見ておられて、一安心されていました。
[ニックキ・イタチです]
死骸は市役所へ連絡しましたら、すぐ引き取りに来てもらいました。
しかし、生きていた場合は、・・・これが厄介なのです。

市役所は引き取ってくれません。(なんか変ですね)
生きた「イタチ」は遠くへ行って、逃がして下さいとの事でした。
その時も市役所への報告が必要との事です。
これを専門の業者へ依頼しますと、結構な費用の請求が来るとの事です。
よって、今回は、お施主様と私達と捕獲業者の分担作業で費用をおさえる事が出来ました。
お施主様も本当に安心されていました。

作業風景の写真です。
工事前の養生はしっかりと・・・
もしも「イタチ」が飛び出しても良い様に・・・

たかが「イタチ」の為に、大変な出費です。
捕獲した写真はカットします。

「イタチ」でお困りの時はご連絡下さい。