全国高校野球選手権について。
6月13日の朝日新聞の朝刊13版に「全国高校野球選手権」の記載がありました。
そこに昨年の参加校数が書かれていました。地域差もあるのでしょうが、その差に疑問
を感じました。
49ブロックの内、最多校数は[愛知・188校]。最小校数は[福井29校]です。
大阪は愛知の2番目でして、187校です。
100校以上は13ブロックでした。とても不公平感を感じます。
私の四男が「北陽高校」でキャプテンをしました7年前は、大阪の参加高校は191校
でした。6回戦の藤井寺球場(最後の開催でした)で大阪桐蔭に惜しくも負けて、
念願の甲子園球場に行けませんでし。
しかし、この年の「北陽高校」から、大橋君と濱岡君がプロ入りをして、大いに騒がれた
年でした。
この大阪で優勝するには7回線を戦います。
応援する親はそれは、それは「口には出せない」くらい、大変な労力でした。
どうして北海道、東京の様にブロックを分けないのか大きな疑問です。
愛知188校、大阪187校、神奈川186校、千葉172校、兵庫161校、
埼玉159校、福岡135校、等です。
これではいくら良いピッチャーがいても、勝ち進む事は至難の技です。
まず、ピッチャーが最低3人は必要となります。そして、良いピッチャーも
この様な激戦では、必ず、肘、肩を痛めてしまいます。
発育盛りの子供達には、とても惨い戦いになっています。
朝日新聞社も運営に費用がかかるかも知れませんが、高野連とも良く相談をして、
今後の高校野球の育成の為にも再考を期待するところです。
これでは、益々野球人口が減って行きます。