筑紫哲也の この「くに」のゆくえ 

1995年5月一版一刷。17年前の本です。
学生時代から「朝日ジャーナル」の購読をしていまして、その頃から筑紫哲也の考えに興味を持ちました。
1970年頃の「東西冷戦の終結」「地球の砂漠化」「沖縄問題」等が衝撃的でした。

この本での目次は、
第Ⅰ部 この「くに」はどこへ行くのか
「戦後五十年」の清算。「震災後」を覆う心理。

第Ⅱ部 多事争論
覇者の驕り。地獄への道。風と帆。
官高政低。世界の警官。東は東。戦争と平和。まち作りくに作り。若者と文化。
ヴァーチャル・リアリティ。今日の風景。

こうして過去の本を色々読んでいますと、やはり20年先の今日の事を沢山の人が警鐘を鳴らしているのがわかります。

これから20年後の、せめて10年先の日本を考えて行かなくてはいけないと思います。
文化を軽んじて文明のマネーゲームに走り、結局は日本の空洞化が深刻です。

この歪な時代を修正出来るのは、団塊の世代が頑張らなくてはいけないと思います。

頑張ろう60世代!!!


学生時代の「憧れの人」でした。