とうとう我が家の近くまで自然破壊。

茨木市山手台に引越して30数年。
入居当時は夏でもエアコン不要の本当に自然に囲まれた環境でした。
空気もきれいで、絶えず小鳥たちの鳴き声がしていました。
そんな環境が気に入って転居してきました。
ところが1991年(平成3年)7月25日に茨木市立山手台小学校の体育館で、
山手台全住民に『国際文化公園都市の計画概要』の説明会がありました。

しかし、現在は山手台の西側の『彩都』の大開発で夏はエアコン無しでは生活できません。
開発の影響で、猪、猿、狸、雉、蛇、鳥たちが山手台の住宅街にも出没する様になりました。
それなのに、まだ開発を続けることに不安を感じます。


その時の説明会用のパンフレットです。
資料マニア(@_@)何でも保管してしまいます。


茨木市箕面市にまたがった大きなプロジェクトです。
ここ山手台7丁目の北側に平成22年にモノレールの駅が出来るとの事で、沢山の人が山手台7丁目に押し寄せました。
私達が入居した時はバブルの始まる前でしたから、売買契約もバブル以前の価格でした。
私の場合、土地代(45坪)、新築工事代を合わせて5000万円+外構工事でした。
ところがバブルに入って住友不動産から1億3800万年で売って下さい・・・と、しつこく迫られました。凄い時代でした。


約25年経過した現在の『国際文化公園都市』今は『彩都』と呼ばれています。
その彩都も「西センター」工事は完了して、モノレールの駅も繋がりました。
しかし、その後は「国際文化施設地区」と「東センター」は凍結となりました。

ところが凍結となった「東センター」の東端の一角を今頃になってディベロッパーが替って
事業を再開する旨の説明会が4月17日(金)午後7時30分よりありました。
すでに青図が出来ていますから早いと思います。
近隣住民への説明会を済ませて、すぐ着工の運びです。モンドウムヨウです(>_<)
最終の工事完了と換地冬季はは平成31年に完了との事。


たったA4、3枚の事業計画書でした。


当初の地図を見比べて頂ければ、開発区域の右端(東側)の一角の開発です。
この開発が復活した理由は、北側へ2km行った所に
新名神高速道路の大岩インターチェンジ」が出来ます。その近くに商業施設の誘致のための開発です。
私達の環境は「第1種低層地域+建築協定」ですが、
開発される地域は「第5種商業地域」となるそうです。高さも最高43mまで緩和規定です。
こんな環境の中に商業施設・・・❔ パチンコ店やラブホが出来たら茨木市はどないすんねん
です。
今でも新名神工事で、自然を追われた、猪、雉、猿、鹿、小鳥達が山手台に逃げ込んできます。  もう自然破壊は沢山です。
しかし、どう言う訳か・・・プロジェクトが凍結になったにも関わらず、
道路工事だけは粛々と進められています・・・❔


こんな自然がドンドン無くなってきます。


撮影する時も、沢山の鶯の鳴き声でしたが・・・