古民家鑑定士1級の更新です。

友人に勧められて、平成24年に古民家鑑定1級の試験に合格しました。

5月22日が更新日となりました。

私が林野全孝先生に教わった講義では、民家は少なくとも江戸時代の民家でした。

しかし、この団体の捉え方は昭和45年以前の建物が全て古民家扱いとなっています。


教材は604ページの立派な本ですが、まあ見直しも兼ねて更新の受講に出席します。

私達の民家とは、

国指定 重要文化財「箱木家住宅」(箱木千年家)
兵庫県神戸市北区山田町衝原字道南1−4


国指定 重要文化財「旧古井家住宅」(旧古井家千年家)
兵庫県宍粟郡安富町皆河


国指定 重要文化財「横大路家住宅」(千年家)
福岡県糟屋郡新宮町大字上府420

日本で現存する重要文化財はこの3軒となりました。
箱木千年家、旧古井家施年家は内部の見学はさせて頂けます。
横大路家は当主の都合により内部は見学出来ません。
横大路家は弘法大師様が中国から帰国された時に立ち寄られたお家です。
その時に起した「火」・『法理の火』を代々絶やさず守り続けたとの事です。

私達は、この様な建物を民家としています。

恩師の活動で、大阪府豊中市服部緑地に民家集落があります。
全国の民家を移築しています。
学生の時は民家集落で毎週、先輩に引率されて、全民家の実測、調査で鍛えられました。

おさらいのつもりで出席します。